今回の記事はConoHaのVPSについてのお話です。
VPSって基本CUI表示がほとんどです。(GUI表示のがまず無いと思います。)
CUI表示だと使いにくいので初心者の方は分からないかと思います。
そこで今回はGUI化方法について説明します。
始める前に
今回説明する方法はUbuntu14.04LTSで行った方法です。Ubuntuのバージョンが異なる場合でも恐らく可能だと思われますが実際のところ分かりません。
ConoHaのコンパネからやるよりTera Termでやった方がやりやすいと思いますが個人に任せます。
手順1
ConoHaコントロールパネルにアクセスする。
手順2
コンソールを開いてroot権限でログインする。
注意
ユーザー名の所にrootを入力しEnterパスワードの所に初期設定で設定したrootパスワードを入力して下さい。
手順3
sudo apt-get update
と入力してEnter
すると大量の文字が出てきますが、終了するまでは絶対に電源の操作等を行わないで下さい。
手順4
sudo apt-get upgrade
と入力してEnter
途中でY/Nの選択が出ますがyを入力しEnterで続行させます。
手順5
アップデートが完了したら日本語入力の設定をします。
aptitude -y install language-pack-ja-base language-pack-ja ibus-mozc
と入力しEnter
完了したら
update-locale LANG=ja_JP.UTF-8 LANGUAGE="ja_JP:ja"
と入力しEnter
ここで再起動します。
reboot
と入力しEnter
再起動完了後
echo $LANG
と入力しEnter
ja_JP.UTF-8
と表示されたら正常に日本語化が出来ています。
注意
Tera Termを使わずにCUI操作(ConoHaコンパネ)で作業をしている場合その後の作業で文字化けします。出来るだけTeraTermを通して操作することを推奨します。
手順6
root以外のuserを追加します。
これを忘れるとGUI化が完了してもデスクトップにアクセス出来なくなってしまいますので必ず行いましょう。
sudo adduser ubuntu
と入力してEnter
注意
ubuntuがUser名として設定されるので、好きなユーザー名と置き換えてください。
私の場合「ikatyo」をユーザー名にしたい為、「sudo adduser ikatyo」と入力しました。
するとパスワードをどうするかと聞かれるので、自分の好きなパスワードを「newpassword」の欄に入力してください。途中でプロフィール作成が何とかと聞かれますがEnterでパスして頂いても構いません。
手順7
GUI化作業を開始します。
「tasksel」と入力してEnter
するとGUI画面が表示されます。
その中からLubuntu desktopを探してspaceキーでチェックを入れます。
そしてEnterで実行。
するとインジゲータが表示されるので100%になるまで待ちましょう。
大体15分程度掛かります。
手順8
reboot
と入力してEnter
注意
再起動最中にGUI化が行われるのでかなり再起動に時間が掛かります。
再起動が完了した後、GUI表示になります。
これでGUI化が完了します。お疲れ様でした。
ここまで行うのにおおよそ30分程度掛かりますので時間を確保して行ってください。