こんにちは。かなりお久しぶりのブログです…。
書くネタが全然なかった…というのは嘘でサボってました(そして約2年弱放置)
そろそろ書かねばと思っていたのですが中々時間がなく書けなかったので少々小ネタでもと思いこんな投稿を書いています。
遡ること昨年10月頃、Twitterにこんな投稿をしました
昨年10月に体調を崩し緊急入院をしました。その後色々な検査を実施した所、IgA腎症という腎臓の病気を診断され、これが難病指定で有ることが分かりました。結果、定期通院が必要な状況になってしまいまして…。
診断された当時は頭真っ白で「ドウシヨドウシヨ….」という状況に追い込まれました。
「IgA腎症」とはどのような病気ですか
IgA腎症は、検尿で血尿や蛋白尿を認め、腎臓の糸球体に 免疫グロブリン のIgAという蛋白が沈着する病気で多くは慢性の経過をたどります。従って腎臓の組織を一部採取し、顕微鏡で調べる検査(腎生検)で診断されます。
引用元:難病情報センター「IgA腎症(指定難病66)」
https://www.nanbyou.or.jp/entry/41
唐突に何を言ってんだこいつって感じですが、ここに至るまでの時系列をお話した方が良いかなと…。
書くと長くなるので分割して投稿していきます。
今回は緊急入院になるまでの流れを書いていきます。
もし若い方でIgA腎症と診断された方や、この症状もしかして…と思われる方に何か参考になればと思い、備忘録感覚で赤裸々に残しておきます。
10月8日
朝から若干の倦怠感があり熱を測ったが平熱だったため、何とかなるだろうという事で出勤
しかし午後から倦怠感が悪化、熱も出始めた為これはまずいと思い急遽昼前に帰宅
帰ろうにも運転して帰らねばならずかなり大変な思いをしながら自宅まで…
帰宅後、改めて熱を測ってみるとなんとびっくり38.0℃を記録しているではありませんか…
この状態でよく運転して帰ってきたなと改めて思ってしまいました。というかそもそも体調が悪い中運転するなと言う話ではあるのですが…。
帰る途中に薬局により風邪薬を購入し帰宅したので服用、とりあえず様子を見ることに…。
薬を飲んで数時間後、改めて熱を測ってみましたが熱は下がるどころか上がる一方(確か38.5℃とかを指してたような…)で、これもしかしてコロナに感染してしまったか…?と思い始めましたが、どうすることも出来ないのでとりあえずこの日は寝ることに…。
因みに寝る前の症状で、悪寒・頭痛・食欲不振・倦怠感が出ていました。
この地点でコロナの症状に当てはまる事が多すぎて不安になりましたね…。
高熱で魘される事になるのでこの日を境に暫くご飯が食べられなくなります。
10月9日(土)
この日は出勤でしたが昨日からの熱が下がらず流石に勤務困難だった為、会社に連絡を入れて休むことに。
朝測った段階で38.1℃、一向に下がる気配がありません。
このままではまずいと思い、ひとまず近隣の内科を受診することに。
受付で高熱が出ていることを伝えると防護服を着た医師の方が診察して頂きました。
しかしここでは高熱の原因が分からず、PCR検査を受けるように指示を受けました。
しかし受けれるのが月曜日…今日土曜日なんだけど…。
あだこだ言っても何も解決しないので解熱剤を貰い帰宅することに。
この時も高熱でかなり魘されており意識朦朧の状態で帰宅しました。
ひとまず解熱剤を飲まないとと思い、食事を取ろうとしますが食べれず…。
仕方がないのでそのまま飲みそのまま寝ることに。
そして尿意がしたのでお手洗いに行き用を足し流そうとしたときにふと便器を見たら真っ赤な状態になっているではありませんか…。
この時は血の気が引きましたね…血尿(肉眼的に見える)が出たので。人生でも初めての経験でした。
病院に行こうにも既に閉まっている時間帯だった為、この日は仕方なく家で寝て翌日まで様子を見ることに…。
10月10日(日)
熱は相変わらず高熱続き…ただ意識が朦朧になることはなくなってきました。
昨日の血尿が引き続き起きており、流石に血尿まで出るとコロナでは無さそうだなと思い始め、とりあえず休日診療をしている泌尿器科の病院へ駆け込みました。そこで膀胱等をエコーで見て頂いたり、尿検査をしてみたのですがそこでも分からず、今度は専門病院への紹介状を書かれ、そこの救急外来に駆け込むことに…。
この地点で病院を3件はしごしてます。あぁお金が…。
専門病院の救急外来で診察を受けると、直ぐに点滴を受けたのと尿検査を実施、念の為肺のレントゲン(まぁコロナの疑惑も少なからず残っていたので…)を実施。
・レントゲンは特に異常なし(この地点でコロナの可能性はほぼ否定的に)
・尿検査は肉眼的血尿を認める結果に
・血液検査の結果、腎機能の数値が芳しくないことが判明
うーんこれは…
腎臓の機能が悪いので腎臓内科での受診を勧告されました。早速診察を…と思いましたが、この日は休日で担当医がいないため、翌日改めて来院して下さいとの事でこの日は帰宅することに…
因みに、点滴を受けたら熱は一時的に下がりました。ちょっと楽になったかな。
10月11日(月)
さてここで冒頭のツイートであった緊急入院の話になってきます。
朝一、病院より電話で「早めに来院して下さい」と。
電話を受けた後急ぎ足で病院に行きました。この時も発熱が続いていたため、発熱外来に誘導されることに(そらそうだわな)
ただ昨日の段階で話が伝わっていたようで、腎臓内科での診察前にCTを取ることになり、CT撮影をしました。
今までレントゲンは撮ったことはありましたけど、CTは初めてだったんですよ。何の自慢にもなりませんが…。
検査の後、腎臓内科での診察が始まりました。
CT以外にも血液検査や尿検査を改めて行っており、その結果を見ながら診察を受けました。
血尿について医師から過去に出てたりしていないかと指摘があり、数年前の健康診断から潜血が出ていることを伝えました(これが後にとんでもない事実が分かるのはこの時はまだ知らず…。)
この段階で医師から言われた疑わしい病名は、
・急速進行性糸球体腎炎
・急性腎炎症候群
・IgA腎症
の3つを言われました。
この地点で顔面蒼白…。まさかそんな事態になっているとは知らず…。
更に説明を受けたのが、腎臓の機能数値が通常の人の半分以下(50%)になっているとの話が…。
医師からは、あまりにも状況が酷いので緊急入院をするようにと言われてしまいました。
ヒエエエエ….
この地点で体に負担を掛けるな!と強い脅し指導が入り、車椅子で病室まで連行されました。
ここから約2週間の入院生活が始まります。
病室に着いたら会社に連絡、緊急入院になる旨を伝え暫く出勤できないことを伝えました。
そして医師より、翌日に腎生検という検査を実施しますとの話が出ました。
腎生検…?なんじゃそりゃ??という方のために…。
腎生検とは何ですか?
蛋白尿、血尿、腎機能低下等の腎臓病を患っている患者さんにとってはっきりと診断をつけ最もふさわしい治療法を決定するために、腎臓の組織の一部をとり、顕微鏡で評価する検査がとても大切です。腎生検とは、「腎臓から組織をとる手技・操作」のことをいいます。
引用元:順天堂大学「腎生検を受けられる患者さんへ – 順天堂大学」より引用
https://www.juntendo.ac.jp/hospital/clinic/zinzo/patient/kidneybiopsy.html
この検査を前日に調べてみると相当地獄の検査でビクビクする状況に…。
いやこれマジかと。この日は早く寝ようと寝ました…。
そして翌日いよいよ地獄の検査に入ります…と。
次回に続きます…。